UPSTARTSのぱみやすです
現在、日本でIT人材の不足が大きな問題となっていることをご存知でしょうか?
今回は「IT業界の現状と今後」ついてお話したいと思います!
IT業界の現状
まず、IT業界の現状ですが経済産業省の調査結果によれば、現在のIT人材は約100万人いますが、すでに21万人以上が不足しているとされています。
他の業界や産業と比較すると、まだまだ歴史が浅いITサービス業界ですが、市場規模はかなり大きい方だと言えます!
IT技術は日々変化、進歩しており、求められるものも業種によって多種多様なため、マルチに対応ができる人材が圧倒的に少ないことが人材不足の要因の一つです。
現状の業界や身の回りの機器を見ただけでも、様々なものがITで溢れています。
今後もますますその傾向は強くなるばかりか、あらゆるものがITで埋め尽くされることになっていくことが想定されます。
IT業界の今後
次に、IT業界の今後ですが、経済産業省の調査によれば、2011年以降、IT人材は増加傾向にありましたが、2019年を境に減少していくと予測されています。
また、日本のIT人材は2030年には59万人以上が不足してしまうと推測されています。
さらに、IT人材の平均年齢は2030年まで上がり続けるとも予測されています。
こちらはIT業界に限らず、どの業界でも問題になっているので、実感している方も多いでしょう。
IoTなどのインターネットを使ったサービスが一般化していく中で、ITやインターネット関連産業は、今後も拡大していくことが期待できます!
だからこそ、より人材不足に陥る可能性が高い産業であるともいえるでしょう。
それ以外の理由としては日本全体の課題でもある人口減少と少子高齢化です。
労働人口が減ると、どの業界においても人手不足が予想され、大きな問題となることは言うまでもないでしょう。
IT人材を確保するための対策
次に、IT人材を確保するために考えられている対策ですが、文部科学省は、2020年からプログラミング教育の必修化を発表しました!
小学校でのプログラミングでは「論理的な思考の育成を目的」とし、社会のインフラなどがプログラミングによって動いていることを体験的に学ばせることを想定しているそうです。
小学校でプログラミング教育を行うことで、子供がプログラミングに興味を持ち、将来的にはIT人材に成長することが求められています。
最近ではプログラミング必修化に伴い、子供向けのプログラミング教材が多く提供されています!
UPSTARTSでも小学生でもわかるプログラミングの記事を投稿しているので、興味がある方は是非ご覧ください!
また、親御さん向けの記事もあるのでぜひ参考にして下さい!
まとめ
今回は、IT業界の現状と今後ついてお話ししましたが、プログラミング教育は今後ますます重要視され、ITスキルを身に付ける若者がどんどん増えていくと思います!
あと何年か後にはITスキルが必須知識になる日も来るかもしれません!