UPSTARTSのぱみやすです
今回はJavaの配列をみていきます
「配列」は同じ目的で使用される複数の値を格納する場合に利用されます
では、例をみてみます
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String pirate1, pirate2, pirate3; pirate1 = "麦わら"; pirate2 = "赤髪"; pirate3 = "白ひげ"; |
例えば海賊団の名前を管理したい場合、このように3つの変数名を作らなければいけません
3つならいいですが、これが100こになった場合など、とても長くなってしまいます
このように同じデータ型で、同じような目的で利用される変数を数多く必要とする場合に「配列」を 利用すると便利になります
ちなみに、変数の宣言はこのようにまとめて記述こともできます
それでは変数「pirate」を配列を使って格納する例を書いていきます
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String[] pirate; |
まずはデータの型(今回はString)を書いてから、配列であることを示す「[](かくかっこ)」をつけます
その後、海賊と言う意味の変数「pirate」を宣言します
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String[] pirate; pirate = new String[3]; |
次に値を格納する場所を必要な数だけ確保する必要があるので、「new演算子」を使って、場所を確保します
今回は3つ分、確保します
確保できたら変数と値を書いてあげればいいのですが、変数の後に、「[](かくかっこ)」で配列の要素を書く必要があります
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String[] pirate; pirate = new String[3]; pirate[0] = "麦わら"; pirate[1] = "赤髪"; pirate[2] = "白ひげ"; |
上記の「[](かくかっこ)」の中の整数を「添え字」と言います
また配列の要素は 「0」から始まることに注意しておいてください
省略して書く方法
配列の宣言と要素の確保は、まとめて次のように書くことができます
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String[] pirate = new String[3]; pirate[0] = "麦わら"; pirate[1] = "赤髪"; pirate[2] = "白ひげ"; |
さらに、配列の変数の初期化も省略して書くことができます
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String[] pirate = new String[] {"麦わら","赤髪","白ひげ"}; |
「new String[3]」の後に、「{}」を使って、値を書いて「[]」の中の数値を決してあげればOKです
さらにさらに、こちらの「new String[]」を省略することもできます
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String[] pirate = {"麦わら","赤髪","白ひげ"}; |
配列を使えばこのように一行で書くことができます
では、値を取り出してみましょう
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String[] pirate = {"麦わら","赤髪","白ひげ"}; System.out.println(pirate[0]); System.out.println(pirate[1]); System.out.println(pirate[2]); |
値を取り出すにはこのように書けばOKです
実行するとこのように表示されます
麦わら
赤髪
白ひげ
まとめ
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package lesson; public class Main { //配列 public static void main(String[] args) { String[] pirate = {"麦わら","赤髪","白ひげ"}; System.out.println(pirate[0]); System.out.println(pirate[1]); System.out.println(pirate[2]); } } |
取り出す値が100こある場合など一つ一つ書くと長くなってしまいますが、
スマートに取り出す時方法もあるので、次回でみてみましょう
次回は配列の要素を扱うについてやっていきます